Hypnobirthing
ヒプノバーシングについて
Taking theBirthing Worldby Calm
赤ちゃんを穏やかに迎えるために
ヒプノバーシングは、お産を「より自然に、安全に、快適なもの」へと導いてくれる、自然分娩能力を最大限に引き出す米国生まれの出産メソッドです。1989年メアリー・モンガン氏が提唱したことに始まり、現在では48カ国に広まっています。(2019年11月時点)
母子ともに健康であれば、医療手段に頼ることなく、本来授かっている力で安全で穏やかに、より快適なお産を迎えることができる、という考え方に基づいています。
ヒプノバーシングのクラスは、お母さんと赤ちゃんが深いリラックス状態で穏やかにお産を迎えられるよう研究された、12.5時間の総合的な出産準備プログラムです。
ヒプノバーシングの「ヒプノ」とは、「ヒプノシス=催眠」からきており、妊婦さんを催眠状態、つまり深いリラックス状態にすることで緊張や痛みを和らげることができます。自己催眠により心を落ち着かせ、痛みをほとんど感じることなくお産することが可能です。「お産は痛くて怖いもの」という気持ちを持たないために、お産に向けたポジティブなメンタルを作り、リラックスした状態で意識を保ったままお産に臨むのです。身体が究極のリラクゼーション状態に入ると、変に力むことなく、お母さんのリズムと赤ちゃんが生まれてくる自然なペースに任せてお産を迎えることができます。
ヒプノバーシングは、「医療に頼らず女性が持つ本来の力で産みたい!」というお母さんの願いを叶えてくれるメソッドであるとともに、出産の哲学でもあるのです。
ヒプノバーシングのメリット!
- お産に伴う痛みが和らぐ
- お産を怖がらず前向きに迎えられる
- 会陰切開やその他の医療介入の必要性が低くなる ※1
- 早産のリスクが減る ※2
- 帝王切開の確率が下がる ※3
- 産後の回復がスムーズ
- バースパートナーへの信頼と理解が深まる
こんな方におすすめ!
- リラックスした幸せなお産がしたい方
- なるべく医療介入の無い自然なお産をしたい方
- 初めてのお産が不安な方
- 前回よりもポジティブなお産がしたい経産婦の方
※1、※2、※3 米国ヒプノバーシングデータより
自律神経システム
自律神経は、交感神経(緊張モード)と副交感神経(リラックスモード)の2つに分かれています。これらは自分の意志でコントロールするのは難しいとされています。お産の時に、副交感神経が優位に働くよう、妊娠中からしっかり準備しておくことが重要です。
癒しの部屋
リラックスしている状態
(副交感神経優位)
- ・エンドルフィン(鎮静作用)※4 が沢山放出される
- ・カテコールアミン(痛みの原因ホルモン)が制限される
- ・お母さんも赤ちゃんも心地よい
- ・お母さんや赤ちゃんの体が痛めつけられない
- ・赤ちゃんが降りてくるステージが減速しない
- ・会陰切開や医療介入を減らすことができる。多くの場合、全く必要ない
- ・必要な医療的処置や手術からの回復が早くなる
- ・消化機能が阻止されない
- ・穏やかさやリラクゼーションを得られる
- ・ゆっくりとした心拍数が保たれる
※4 エンドルフィンの鎮痛作用はモルヒネの200倍
緊急避難部屋
緊張が長く続く状態
(交感神経優位)
- ・酸素の豊富な血液が全身に巡りにくくなる
- ・子宮が酸欠状態になる
- ・赤ちゃんに送られる酸素が制限される
- ・子宮口が固くなり、痛みが生まれる
- ・分娩が長引く
- ・赤ちゃんの心拍が低下(特に降りてくるとき)
- ・お母さんか赤ちゃん、もしくは双方が苦痛を感じる
- ・医療介入の増加や手術による救助が必要になる
- ・ストレスの引き金となる
ヒプノバーシングにおける潜在意識
ヒプノバーシングでは、セルフヒプノシス(=自己催眠)を用いて潜在意識に働きかけ、深いリラクゼーションへと導きます。
潜在意識には、生まれながらにして、お産の本能を含め素晴らしい能力が備わっています。通常、頭が活発に働いているとき、つまり顕在意識が覚醒しているときは、潜在意識への扉は閉じています。ところが、深くリラックスし集中しているときは、潜在意識への扉が開いた状態をつくることができるのです。お産の際に深くリラックスすることは、体の筋肉を正常に動かすだけでなく、内に秘めたお産に必要な潜在能力を使うためにも重要なことなのです。
セルフヒプノシスとは、深くリラックスし、心身ともにストレスから解放された緊張のない状態に自分自身を導くテクニックです。セルフヒプノシスによって深いリラックス状態に入ると、周りの声は聞こえているけれど、さらにこのままリラックスしていたいというような感覚になります。しかし、意識は冴えわたり、体のコントロールはすべて自分自身で行うことができます。このテクニックを身につけることから得られる恩恵は計り知れません。
ヒプノバーシングのクラスでは、CDを聴いたり、スクリプトをパートナーに読んでもらったり、エクササイズをしたりと、様々な手法でセルフヒプノシスのテクニックを身につけることができます。ヒプノバーシングのクラスで身につけたテクニックは、お産が終わった後の子育てはもちろん、更年期障害や大舞台での緊張時など、多種多様な場面でも応用可能です。
参考資料 『HypnoBirthing The Mongan Method 4th Edition』
※すべての結果や効果には個人差があります
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