受精〜着床をうまくいかせるためには
ここ最近のブログでは、正しい妊活のポイントについて1つずつお伝えしています。
⭐︎過去の正しい妊活のポイントについてのブログはこちらをご覧ください
→健康な赤ちゃんを授かるための正しい妊活 6つのポイント
これらの中でもお話ししていますが、正しい妊活のポイントは細胞を元気にすることにあります。
細胞を元気にするためには、
- ・消炎
- ・排泄
- ・吸収
- ・免疫
- ・生殖
- ・成長
の6つに気を付ける必要があり、さらに上から順番に行っていく必要があります。
いくら良い栄養をたくさん摂っていても、「消炎」「排泄」がきちんとできていなければその栄養は吸収されず、そのまま流れ出てしまいます。
そして、「消炎」「排泄」がしっかりできた状態で、細胞を元気にするための「吸収」ができていれば、そこで初めて次の段階「免疫」に目を向けることができるようになってきます。
免疫機能がしっかり働くようになったら、いよいよ妊活のクライマックスともいえる「生殖」に入っていけます。
この生殖ではどんなことが必要なのか、具体的にお話ししていきますので、今日も最後までお読みください。
正しい妊活の「生殖」とは?
正しい妊活における「生殖」というのは、受精卵が元気に成長するということを指します。受精卵が元気に成長するために必要不可欠なものとして、ミトコンドリアがあります。
ミトコンドリアは、私たちのエネルギーを作り出す発電所のような役割を持っています。ミトコンドリアは人間の体の全ての細胞内に数百〜数千個ほど含まれていると言われていますが、その中でも卵子に含まれるミトコンドリアの量は細胞内で最も多く、100,000個という数のミトコンドリアが存在するとされています。
ではなぜ、卵子には他の細胞とは桁違いに多いミトコンドリアがあるのでしょうか。
卵子にミトコンドリアが圧倒的に多い理由
卵子は、ミトコンドリアの生成するエネルギーによって、卵子成熟〜受精〜胚発育〜着床〜胎児成長の過程を経ることができます。
しかし、卵子内のミトコンドリアの質が落ちてしまうと、エネルギーがうまく作れず、細胞を分裂させる際に染色体を分けたりする仕事に支障をきたし、染色体異常などにつながってしまいます。
さらに異常のあるミトコンドリアからは効率良くエネルギーを作れないばかりか、細胞に対して非常に害である活性酸素が作られてしまいます。
このように、卵子のミトコンドリアの質が落ちると、受精したとしても妊娠に繋がらないということが起きてしまいます。
だからこそ、卵子におけるミトコンドリアの活性化は、妊娠継続においてとても重要なのです。
受精卵の栄養素は自給自足で賄われている
受精から着床までの段階で、受精卵自身が栄養素を自給自足しているということを突き止めた研究があります。その自給自足の方法は、オートファジーと言われるものです。
オートファジーには、
(1)絶食などで栄養が不足した時に、細胞が自身の一部を分解することで栄養素を自給自足すること
(2)細胞内を少しずつ入れ替えることによって、有害なたんぱく質などが蓄積しないよう浄化すること
といった役割がありますが、この研究結果から生殖においては受精後着床までの間の栄養獲得に大きな役割を果たしていることが明らかになりました。
具体的には、受精直後の胚でオートファジーが活発になる必要があること、そして受精卵でオートファジーが機能しないと受精後の発生が損なわれ、着床に至らないことが明らかになっています。
だからこそ、妊娠、出産をするためには、精子と卵子の染色体に傷がつかないように守り、エネルギーを自分で生み出せるように細胞を育てていくことがとても大切なのです。
そうすることで、受精卵が子宮にたどり着く体力と胎盤を作る体力を育てることができ、妊娠から出産へと進んでいけるわけです。
まとめ
卵子は、他の細胞と比べて圧倒的な量のミトコンドリアを持っています。そのミトコンドリアを元気にできない限り、いくら受精したとしても着床、そして、胎盤を作り出す力を生み出すことはできません。
また、受精卵がきちんと成長するためには、オートファジーが機能する必要があります。そのためのエネルギーを自分自身で生み出せるよう、細胞をきちんと育てていくという意識を持ってみてくださいね。
*************************
✅出産が怖い
✅一人目の出産が痛くて、無痛分娩を検討している
✅より自然な形でお産したい
✅お産をより良い経験にしたい
✅なるべく医療介入を避けたお産をしたい…
そんな方は、ぜひ「ヒプノバーシング」でのお産について知っていただきたいです。
キャサリン妃も実践したヒプノバーシングについて詳しく知りたい方は、無料のヒプノバーシング勉強会にご参加くださいね。
ヒプノバーシング勉強会の詳細はこちら
↓↓↓
無料ヒプノバーシング勉強会について