免疫を左右する腸内環境
ここ最近のブログでは、正しい妊活のポイントについて1つずつお伝えしています。
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→健康な赤ちゃんを授かるための正しい妊活 6つのポイント
これらの中でもお話ししていますが、正しい妊活のポイントは細胞を元気にすることにあります。
細胞を元気にするためには、
- ・消炎
- ・排泄
- ・吸収
- ・免疫
- ・生殖
- ・成長
の6つに気を付ける必要があり、さらに上から順番に行っていく必要があります。
いくら良い栄養をたくさん摂っていても、「消炎」「排泄」がきちんとできていなければその栄養は吸収されず、そのまま流れ出てしまうのです。
そして、「消炎」「排泄」がしっかりできた状態で、細胞を元気にするための「吸収」ができていれば、そこで初めて次の段階「免疫」に目を向けることができるようになってきます。
そこで今日は、細胞の「免疫」についてお伝えしたいと思います。
そもそも免疫とは?
免疫とは、私たちの体に備わった、病気から身を守るための防御システムです。これが機能することで、体内に侵入した細菌やウイルスなどの病原体を”異物”として攻撃し、体を正常に保つことができています。
しかし、このシステムが崩れてしまうと、
- ・風邪をひきやすい
- ・ケガの治りが悪い
- ・口内炎ができやすい
- ・疲れやすい
- ・だるい
- ・肌荒れ
ということが起きてきますので、こういった場合は細胞の体力をつけるための「免疫」を強化する必要があります。
免疫細胞の約7割は「腸」に生息している
免疫を強化するために知っておいてほしいことは、免疫細胞の約7割は「腸」に生息しているということ。
つまり、腸内環境を整えることが、免疫UPに直結するということです。
腸の中でも免疫細胞が多く生息しているのは、小腸です。腸に生息する免疫細胞のうち約5割が小腸に、約2割が大腸に存在すると考えられています。
ただ、ここで知っておいて欲しいのは、大腸の免疫細胞は小腸よりも少ないものの、大腸には膨大な量の腸内細菌がすみ、「腸内フローラ」と呼ばれる集合体を形成しているということ。
近年、この腸内細菌と腸管免疫は相互に影響し合う深い関係にあることが明らかになりました。
腸内細菌のバランスがよいと、免疫細胞が活性化されて病原体と戦う抗体が効率よく生み出されるようになり、免疫の調整機能もよく働くようになります。
逆に、腸管免疫がよく働いていると、腸内細菌の多様性(種類が多いこと)が増し、バランスがよくなります。つまり、腸内環境を整えることが免疫力のアップにつながるのです。
免疫力を高めるための腸内環境とは?
一人ひとり顔が違うように、腸内細菌の構成は人それぞれで、同じ人でも食べたものや生活習慣によって日々変化します。また、年齢によっても変わってくるのが腸内環境の特徴です。
では、免疫力を高めるための腸内環境とは、どのような状態を指すのでしょうか。
腸内細菌は、その働きにより大きく
- ・善玉菌
- ・悪玉菌
- ・日和見菌
の3種類に分類されています。
そして、これらのバランスが最も大切なのですが、腸内フローラの理想的なバランスは、
善玉菌:日和見菌:悪玉菌=2:7:1
とされています。
ここからは、それぞれのそれぞれの腸内細菌の働きを見ていきましょう。
善玉菌
腸内環境をよくし、免疫細胞にもよい影響を与えて健康増進に役立つ働きをします。代表的なものに乳酸菌、ビフィズス菌、酪酸菌などがあります。
悪玉菌
腸内環境を悪化させたり有害物質をつくり出したりして、病気や老化の原因となるもの。代表的なものに大腸菌(有毒株)、ウエルシュ菌、ブドウ球菌などがあります。
日和見菌
善玉菌、悪玉菌のうち優勢なほうに加勢します。代表的なものにバクテロイデス、大腸菌(無毒株)、連鎖球菌などがあります。
悪玉菌は悪者扱いされがちですが、一定の割合で存在することで健康維持に必要な役割を果たしています。
また、最近特に重要視されるようになってきたのが、腸内細菌の多様性です。多種多様な菌が存在することで、仮に一部の細菌がダメージを受けても他の細菌が協力して腸内環境を良好に保つことができます。
また細菌は、それぞれ餌になる食物繊維が異なります。よって、バラエティーに富んだ腸内フローラを形成するためには様々な食物繊維繊維を摂っていく必要があります。
このように腸内細菌のバランスがよく、多様性に富んでいることを免疫力が高まる“腸内環境がよい”状態と言えるのです。
「笑うと免疫力がアップする」のは本当のこと
また、よく「笑うと免疫力がアップする」ということを聞くと思いますが、これは本当の話です。
なぜなら、腸は脳(心)とのかかわりが深く、脳と腸が双方向に影響し合うといわれているから。これを「脳腸相関」といいます。
例えばあなたも、大事なプレゼンの前など、ストレスを感じた時におなかが痛くなった経験はありませんか?
これは脳が自律神経を介して、腸にストレスの刺激を伝えるからです。 逆に、腸に病原菌が感染すると、脳で不安感が増すといった報告もあります。
つまり、笑うことでセロトニン、ドーパミン、オキシトシンなどの幸せホルモンを脳内に分泌させれば、腸はそれらを使って腸を動くように刺激することができます。それによって便秘が解消されて腸内環境が整うので、免疫力も上がるのです。
まとめ
免疫細胞は、腸と深く関わりがあります。そして、その免疫細胞をさらに後押ししてくれるのが、良い腸内環境です。
免疫力をアップするためには、腸内細菌の多様性と善玉菌、悪玉菌、日和見菌のバランスを良くしていくことはもちろん、メンタルの状態も整えていくことが大切です。
あなたも腸内環境を整える食事を意識して、ポジティブ思考で楽しみながら免疫力をどんどん上げてくださいね^ ^
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