妊活に必要な栄養量は人によって違う?
こんにちは!
前々回のブログから、正しい妊活のポイントについてお伝えしています。
⭐︎前回のブログはこちらをご覧ください
→健康な赤ちゃんを授かるための正しい妊活 6つのポイント
これらの中でもお話ししていますが、正しい妊活のポイントは細胞を元気にすることにあります。
細胞を元気にするためには、
- ・消炎
- ・排泄
- ・吸収
- ・免疫
- ・生殖
- ・成長
の6つに気を付ける必要があり、さらに上から順番に行っていく必要があります。
いくら良い栄養をたくさん摂っていても、「消炎」「排泄」がきちんとできていなければその栄養は吸収されず、そのまま流れ出てしまうのです。
今回は、「消炎」「排泄」がしっかりできた状態で、細胞を元気にするための「吸収」についてお伝えしたいと思います。
人によって栄養の量は異なる
学校などで、こんなコマの形の図を見たことがあると思います。
これは、食事バランスガイドと言って、1日に「何を」「どれだけ」食べたらよいのかを、示した図になります。
これらのバランスが悪いとコマが倒れてしまい、体調を崩してしまったり病気になってしまったりということになるため、この図を目安に1日の食事を考えていきましょうというものです。
ですが、この食事バランスガイド、すべての人に当てはまるのでしょうか。
取るべき栄養素の量は人によって違う
同じ年齢でも「身長」「体重」「体質」「仕事内容」「ストレス状況」「トラウマ」といった部分は人によって全く異なります。
だからこそ、自分に適した必要量を知るというのはとても大切です。
かといっても、ここであなたの妊娠に必要な栄養の適正量をお伝えすることは難しいので、
ここからは妊娠に必要な栄養素はどんなものがあるのかについてご紹介したいと思います。
妊娠に特に必要なビタミン&ミネラル
妊娠に必要なビタミン&ミネラルは、
- 鉄
- 亜鉛
- ビタミンC
- ビタミンB群
- ビタミンA
- ビタミンE
- カルシウム
- マグネシウム
これらの要素です。一つずつ解説していきます。
鉄
鉄はタンパク質に次いで妊娠に必要な栄養素。鉄は粘膜を作るので、鉄がしっかり吸収できていると、赤ちゃんが入る子宮が居心地の良いふわふわベッドになってくれます。
そんな鉄を多く含む食べ物は、
- ・肉(レバー、骨付き肉、砂肝)
- ・魚貝(カツオ、あさり)
- ・野菜(ほうれん草、かぶや大根の葉、さつまいも、切り干し大根)
- ・豆(大豆)
といったものがあります。
亜鉛
亜鉛には赤ちゃんの細胞分裂を促す働きがあります。そのため妊活中には意識的に摂っておくべき栄養素と言えます。ですが亜鉛は圧倒的に不足している人が多いのも事実。加工食品に偏った食事や極端なダイエットは亜鉛不足を招くので要注意です。
そんな亜鉛が含まれている食品は、
- ・肉(レバー、ラム肉、牛肉)
- ・魚貝(さば、鮭、煮干し、するめ、あさり、牡蠣)
- ・ナッツ(カシューナッツ、アーモンド)
- ・チーズ(カマンベールチーズ、パルメザンチーズ)
です。
ビタミンB群
ビタミンB群は、代謝に必要な栄養素です。栄養素を体内で消化、吸収してエネルギーを作り出す働きをしています。この中でも最近よく聞くようになった「葉酸」は、赤ちゃんの初期の脳の発達を助け、神経を作る働きがあります。
ビタミンB群を多く含む食べ物は、
- ・肉:レバー、鴨肉、牛肉(ヒレ、サーロイン)、豚肉(ヒレ、ロース)、鶏(胸、ささみ)
- ・魚貝:さんま、さば、あさり、いわし、しじみ、さけ、ぶり、ひらめ
- ・野菜:モロヘイヤ、さつまいも、かぼちゃ、菜の花、ほうれん草、枝豆、小松菜、そら豆、ブロッコリー
- ・果物:バナナ、いちご、マンゴー
が挙げられます。
ビタミンA
ビタミンAは骨や神経系の分化や形態形成に深く関わりがある栄養素です。妊娠初期の赤ちゃんの細胞分裂も助けるので、妊活中には積極的に摂りたい栄養素です。
そんなビタミンAを多く含む食材は、
- ・レバー
- ・魚(うなぎ、たら、ホタルイカ、あなご、わかさぎ、いくら)
- ・野菜(にんじん、モロヘイヤ、カボチャ、ほうれん草、小松菜、にら)
- ・卵(卵黄)
です。
ビタミンE
別名「妊娠ビタミン」とも呼ばれています。
排卵を促し、妊娠しやすい体づくりに不可欠な栄養素です。血行を促す作用もあるので、冷えやむくみを解消し、妊娠しやすい体へ導きます。そして、強い抗酸化作用があるので、卵子のアンチエイジングにも役立ちます。
そんなビタミンEが豊富に入っている食べ物は、
- ・豆・ナッツ(アーモンド、ヘーゼルナッツ、落花生、豆乳、厚揚げ)
- ・野菜(かぼちゃ、さつまいも、モロヘイヤ、赤ピーマン、ほうれん草)
- ・果物(アボカド、キウイ)
- ・魚(ツナ缶、オイルサーディン、はまち、たらこ、甘エビ、ぶり)
ビタミンC
ビタミンCは、抗酸化作用が高いビタミンです。
そんなビタミンCが豊富に入っている食べ物といえば、やはりレモンです。
ちなみに、無農薬の国産レモンが売っていたら即買いです。
冷凍して使うと良いですよ。これからの時期はハチミツにつけたりするといいですね。参考までに私はサプリで4000mg摂取しています。
カルシウム
骨や歯をつくるほかに、自律神経の調整、筋肉や毛細血管の収縮・弛緩とも関わる栄養素です。
イライラを沈め、精神を安定させる働きもあるので、メンタル面でもサポートしてくれます。
そんなカルシウムを多く含む食材は、
- ・魚貝(煮干し、干しエビ、うなぎ、さば、いわし、鮭、ししゃも、煮干し粉)
- ・乳製品(ヨールグルト、チーズ)
- ・豆、野菜(豆腐、胡麻、かぶ・大根の葉、小松菜)
マグネシウム
ミネラルの王様と言われており、ミトコンドリア活性に欠かせないミネラル成分です。
そんなマグネシウムを多く含む食材は、
- ・魚介(かつお、まいわし、あさり、サバ缶、
- ・海藻類(わかめ、焼きのり)
- ・穀類(玄米、あわ、きび、そば)
- ・野菜(ごぼう、ほうれん草、切り干し大根)
- ・豆・ナッツ類(落花生、枝豆、アーモンド、カシューナッツ、ごま)
自分の栄養の適量を知り、元気な赤ちゃんを授かりましょう
妊娠に必要な栄養素はたくさんあり、それぞれ必要な目安は決められています。
しかし、それを頑張って摂っていたとしても、自分の体質的には本当はもっと必要であったり、逆にもっと少量で十分な効果が得られるということもあります。
本当に妊娠したい!というお気持ちがあるなら、個別で栄養指導を受けられることをお勧めします。
チャイルドバースアカデミーでは、分子栄養学に基づきお一人お一人に合わせた的確な栄養指導ができるスタッフがいますので、ぜひご相談ください。
*************************
✅出産が怖い
✅一人目の出産が痛くて、無痛分娩を検討している
✅より自然な形でお産したい
✅お産をより良い経験にしたい
✅なるべく医療介入を避けたお産をしたい…
そんな方は、ぜひ「ヒプノバーシング」でのお産について知っていただきたいです。
キャサリン妃も実践したヒプノバーシングについて詳しく知りたい方は、無料のヒプノバーシング勉強会にご参加くださいね。
ヒプノバーシング勉強会の詳細はこちら
↓↓↓
無料ヒプノバーシング勉強会について