便秘の解消は正しい妊活に欠かせないポイント

こんにちは！

立春もすぎ、もうすぐ春がやってきますね✨本格的に暖かくなるのはまだ先なので、体を冷やさないように十分気をつけて過ごしてください。

 

さて今日は、前回に引き続き、正しい妊活のポイントをお伝えしたいと思います。

 

⭐︎前回のブログはこちらをご覧ください
→健康な赤ちゃんを授かるための正しい妊活　6つのポイント

 

この中でもお話ししていますが、正しい妊活のポイントは細胞を元気にすることにあります。

細胞を元気にするためには、

• ・消炎
• ・排泄
• ・吸収
• ・免疫
• ・生殖
• ・成長

の６つに気を付ける必要があるのです。

 

今日はその中でも、「排泄」についてお伝えしたいと思います。

 

排泄ってどういうこと？

「排泄」というのは、便秘の解消のことを指します。便秘を解消することによって、腸内環境を整っている状態にするという意味です。

 

便秘が解消されたといっても、単に毎日便が出れば良いというわけではありません。便のかさ、便が出るときのスムーズさが重要なポイントです。

 

腸内環境が整っている人の便は、食物繊維がしっかり取れているので便の量も多いです。そして、スルッと出てくれます。こういった状態が、便秘が解消されたということになるのです。

 

腸と脳はお互いに影響し合う

腸と脳は、お互いに影響しあっています。例えば、ストレスを感じるとお腹が痛くなったり、緊張するとトイレに行きたくなったりするのは、脳と腸がお互いに影響しあっているからです。そのことを「腸脳相関」と言います。

では、腸内環境が整っている場合と腸内環境が乱れている場合のそれぞれについて、どのようなことが起こってくるのか詳しく見てみましょう。

 

腸内環境が整っている場合

メンタルが安定
↓
副交感神経が優位に
↓
消化液が出やすい
↓
食べたものがしっかり消化できる
↓
十分な栄養を体に吸収できる

 

腸内環境が悪い場合

メンタルが不安定に
↓
交感神経が優位に
↓
消化液の分泌が低下
↓
食べたものが消化されにくい
↓
未消化のものが腸に
↓
腸に穴があく「リーキーガット症候群」を引き起こす
↓
花粉症などのアレルギー発症

 

腸内環境が悪くなると、アレルギーの原因となってしまいます。ママの腸内環境は出産時に赤ちゃんへそのまま渡されます。生まれてくる赤ちゃんに最高の菌のシャワーをプレゼントしてあげるために、今から腸内環境を整えることを意識してくださいね。

 

妊娠、出産に重要な物質は腸で作られる

また、腸内環境が整っていると、ビタミンB群やセロトニンといった物質も腸内で作ることができます。

ビタミンB群には、エネルギー代謝を円滑に行うために必要な潤滑油としての働きがあります。そしてセロトニンは、痛みの感覚を抑制させる働きがあるホルモンです。

ビタミンB群が不足した状態では妊娠の継続はできませんし、セロトニンが不足した状態でお産に臨もうとすれば、かなりの痛みを伴うことになりかねません。そのため、腸内環境を整えることは、流産や死産を避け、痛みの少ないお産で元気な赤ちゃんを迎えるためにとても大切なことなのです。

 

腸内環境を整えるにはどうしたらいい？

腸内環境を整えるためには、食事、運動、睡眠が大切になってきます。それぞれ詳しく説明しますね。

 

１．腸内環境を整える食事

腸内環境を整える食事は、「まごわやさしい+生、発酵」。つまり、和食です。

ぜひ積極的に和食を食べて腸内環境を整えてください。

 

２．運動

適度な運動は、全身の血流を良くして自律神経のバランスや腸内環境を整えてくれます。激しい運動はストレスになり逆効果ですが、心地よいと感じる適度な散歩、ストレッチ、お腹に刺激を与える腹筋などの運動は腸内環境にも良い影響を与えます。

 

３．睡眠

腸脳相関の考え方から、睡眠によって脳を休ませることで、腸内環境にも良い影響を与えると考えられます。十分な睡眠時間の確保はもちろん、心地よく眠るための寝具の見直しも良いかもしれません。

 

まとめ

痛みの少ないお産で元気な赤ちゃんを迎えるためには、便秘を解消してきちんとした排泄をすることが必要です。そうすれば腸内環境が整い、食べたものから赤ちゃんが成長していくための十分な栄養を確保できるようになります。

 

あなたは自分の体を劣悪な環境で働かせていませんか？

少しでも思い当たる節があれば、日々の生活を見直し、腸内環境を良くして元気な赤ちゃんを迎える準備をしていきましょうね✨

 

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