妊娠、出産、育児を元気に健やかに過ごすための大前提
妊娠、出産、育児を元気に健やかに過ごすために絶対必要なこと、それは
- 十分な栄養が吸収出来る腸内環境が整っている
- 適度な運動を習慣にできている
- 適正な体重である
という3つのことです。
これが出来ていれば、妊娠しやすくもなり(特にここ大事!)産後も快適に過ごせます。
私が教えている「ヒプノバーシング」は、出産に向けて気持ちをポジティブに持っていき、出産そのものも楽なものに出来うるメソッドではありますが、それは上記の3条件がベースにあるのが前提です。
でも、「十分な栄養が吸収できる腸内環境が整っていることってどういう状態なの?」と思われる方も多いと思います。
ここからは、「十分な栄養が吸収できる腸内環境が整っていること」とはどういったことなのか、解説していきたいと思います。
十分な栄養が吸収できる腸内環境が整っていることとは?
栄養素の大半の吸収は小腸で行われますが、腸内環境が乱れることによって、悪玉菌が優位になってしまったり小腸内の粘膜にある「絨毛(じゅうもう)」と呼ばれる突起が弱ってしまうことで栄養の消化吸収がされにくくなると言われています。
では、それぞれどのようなことが起こるのでしょうか。
悪玉菌が優位になると起こること
悪玉菌が腸内で優位になると、腸の動きが阻害されることで食べたものが消化吸収されにくくなります。すると、老廃物が腸内にたまりさまざまな不調が起きやすくなります。
それにより、
- 便秘
- 下痢
- ガス溜まり
- 肌荒れ・吹き出物
- 口臭・体臭
- おならの悪化・・・
といったことが起こってきます。
これらの症状がある場合、腸内環境が悪玉優位になっている可能性が高いので要注意です。
絨毛(じゅうもう)が弱ると起こること
絨毛の突起が多ければ多いほど腸内粘膜の表面積が増加し、吸収できる栄養素の増加が促されます。しかし、過度な食事制限などで吸収するべき栄養素が送られず、腸への刺激が少なくなると、それに比例して絨毛は少なくなってしまいます。
その結果、胃で消化されて小腸に運ばれてきた栄養素を十分に吸収することができなくなってしまいます。
腸へ届く前にどれだけ消化されているかも重要
栄養が十分に吸収されるためには、腸内環境が整っていることはもちろん大切なのですが、実は腸にたどり着く前に唾液や胃液などの消化液が十分に出ている必要があります。
消化液を十分に出すためには、副交感神経優位になっている必要があるのですが、イライラしたり、ストレスを抱えた状態で食事をすると消化液の分泌が悪くなるので、腸でうまく栄養が吸収できずに消化不良を引き起こしてしまいます。
なので、食事は楽しみながら食べることが重要なんです✨
十分な栄養素が吸収できる腸内環境のためにできること
つまり、十分な栄養素を吸収できる腸内環境というのは、善玉菌優位であり、ふかふかしたじゅうたんのような絨毛が必要ということです。
では、その腸内環境を作るためにはどうしたら良いのでしょうか?
方法としては、「食事で腸内環境を整える」「適度な運動をする」ことが必要です。
食事で腸内環境を整える
過去のブログでもご紹介しましたが、腸内環境を整える基本は「まごわやさしい+生、発酵」です。
詳しくはこちらをご覧くださいね。
→ママの腸内細菌が整うと、赤ちゃんへの最高のプレゼントに!
生のものや発酵食品を摂取することで、タンパク質を分解するための酵素を体内に取り入れることもできます。タンパク質はしっかり消化できている方が少ないと言われているので、生の野菜やフルーツ、納豆や味噌、塩麹、みりん、甘酒などの発酵食品をうまく取り入れて、せっかく食べた栄養素をしっかり体内へ入れてあげてくださいね。
適度な運動をする
適度な運動は血流を促し、酸素が全身にめぐり、体に刺激が入ります。気持ちよいと思える強度の運動は自律神経にも良い影響を与え、腸の活性化にもつながります。
30分程度の散歩をする、ラジオ体操、ストレッチなど軽めの運動から取り組んで習慣にしてしまいましょう。
赤ちゃんが生まれるときは、ママの菌のシャワーを浴びて産道からでてきます。
それが赤ちゃんの免疫になるので、ママの腸内細菌を整えておくのはとっても大切な役割があるということを覚えておいてくださいね。
最後に
日本の女性はカロリー過多で栄養不足の傾向にあるのが現状です。
大切な栄養として有名なタンパク質を例に挙げると、50kgの女性で1日50−70g、妊婦さんで75g必要だと言われています。100gのお肉を食べたとしたら約20gのタンパク質を摂取したと思って下さい。
ですが、この計算が有効なのは、栄養素が十分に吸収できる腸内環境が整っていることが前提。
だからこそ必要量をしっかり摂れている方は、以外に少ないんです。
妊娠、出産、育児を健やかに過ごすために必須である腸内環境改善には、1週間の食日記をつけてみる事がおすすめ。自分の食の傾向が掴めるので、何が多くて何が足りていないのか、客観的に分かりますよ。
赤ちゃんはママが食べたもので100%出来ています。赤ちゃんに健康な体を与えたい!という気持ちがあれば、自然によりよいものを選ぶことができると思います。
そして、腸内環境改善のための行動を続けていれば、自然に適正体重となってきます。健やかな妊娠、出産、育児を過ごしたい!とお考えの方は、ぜひ腸内環境改善のための行動を始めてくださいね。
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