子宮を温めることで出産がラクに
出産はできるだけスムーズに終わらせたいですよね。
「ドラマや映画などの出産シーンのような、痛みに耐えて苦しみながら赤ちゃんを産むのはなんだか怖い…」
そう思っていらっしゃる方が大半だと思います。
今日は、そんな痛みと苦しみを味わうような出産を避け、スムーズな出産をする秘訣についてお伝えしていきます。
最後には、スムーズな出産のためには何をしたら良いかをお伝えしますので、ぜひ全て読んで実践してください。
子宮の状態があなたのお産を左右する
スムーズな出産のためには、子宮の状態がとても大切です。
では、どんな子宮がよいのでしょうか?
それは、『ぽかぽかな子宮』です。
つまり、ママの血流量を増加させて、子宮内を温めてあげることが大切になってきます。
『ぽかぽかな子宮』にいる赤ちゃんは、おなかの中の居心地がよいので、妊娠中のトラブルも少ないのですが、冷えた子宮にいる赤ちゃんはおなかの中の居心地が悪く、温かいところを探して動き回ります。
その結果、逆子になるリスクも高いと言われています。
そして出産時に子宮が冷えていると子宮の筋肉が緊張してしまい、陣痛が弱くなることがあります。
強い陣痛によって子宮口が開きお産が順調に進むのが本来ですが、陣痛が弱いとお産が進みにくく、時間がかかり難産になることもあるのです。
しかも冷えによって痛みを感じやすくなるとも言われているので、時間がかかるだけでなく、通常よりも強い痛みに耐える必要も出てきます。
しかし、女性は子宮や卵巣が骨盤に集まっている分、巡りが滞りやすく、男性に比べて冷えやすいといわれています。
そのため、積極的に温めることが重要となってきます。
冷えは難産のもと。
冷えを回避して『ぽかぽかな子宮』を作るにはどうしたらよいのでしょうか?
『ぽかぽかな子宮』を作る秘訣
①筋肉をつける
『ぽかぽかな子宮』を作るためには、まずママの体温を上げることが大切です。
そのためには下半身の筋肉をつけて、血流量を増加させることが必要です。
下半身の筋肉は体全体の70%を占めています。
特にふくらはぎの筋肉を動かすことで、ポンプのように血液を上に押し上げてくれるので、血流アップにつながります。
おススメの運動はやはりウォーキング。
目安は1日30分以上を目標にしてください。
ふくらはぎもしっかり使えて全身の血流量がアップするので子宮内がぽかぽかになるのはもちろん、腰痛や肩こりの予防にも役立ってくれます。
②カラダの首(首、手首、足首)を温める
カラダにある3つの首には、動脈が皮膚の近くを走っています。血流が多いこの部分を温めることで効率よく全身の血液を温めることができます。
手首を温めるには、アームウォーマーをつけるのももちろん良いのですが、ハンドクリームをつけて指先や手の甲をマッサージしたり、手首を回すことも血流改善につながります。
首を温めるには、ホットタオルが有効です。
水にぬらしたタオルをサランラップで巻き、電子レンジで1分ほど温めます。
このホットタオルで首の後ろを温めることで、全身の血流アップを促せますし、首のコリも解消できます。
足首を温めるには、レッグウォーマーがおススメです。足首には体の冷えに効くツボが集中しているので、家の中にいるときも着用する習慣を身に着けると良いですよ。
③腰回りを温める
子宮のあるおなかを温めることはもちろん大切ですが、「仙骨」と言われるお尻の少し上付近も同時に温めると効果的です。
仙骨には大きな動脈や副交感神経の中枢があるため、仙骨を温めることで全身の血流改善とともにリラックス効果も得られます。
さらに仙骨には、骨盤の内側の血行が良くなるツボもあります。
仙骨を温めるとこのツボも刺激できるので、子宮を温めることにもつながります。
さいごに
子宮がぽかぽかの状態でないと、赤ちゃんの居心地が悪く、妊娠中のトラブルにつながったり、出産時には子宮口の開きが悪くなるために難産になりやすいとお話ししました。
妊娠中から子宮を温めることを意識して、スムーズなお産を目指してくださいね。
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