投稿

白金高輪海老根ウィメンズクリニック

白金高輪海老根ウィメンズクリニックにて出産部門の母親学級を本日担当させて頂きました。

http://ebine-womens-clinic.com

まだ日本では殆ど知られていないヒプノバーシングですが、周産期医療を知り尽くしている海老根真由美院長のクリニックにてクラスを担当させて頂けたこと、本当に光栄であり、嬉しく思います。

新しい命の誕生である妊娠・出産を穏やかでポジティブなものに導き、恐れを抱く女性たちを応援するヒプノバーシングのメソッドでこれからも一人ひとりのライフスタイルに合わせた丁寧なサポートが出来る医療を提供されていらっしゃる海老根院長を微力ながらバックアップさせて頂きたいと思います。

ヒプノバーシングベビー誕生(今日はヒプノバーシング30周年記念日)

今日はヒプノバーシング30周年記念日。そんなめでたい日に
ヒプノバーシングベビーに会いに愛育病院に行って参りました。
レッスン中もはなまるママとパパでしたが、赤ちゃんのために出来ることは全てやり切ったご夫妻のお産は
涙が出るほど素晴らしいかったです。
「泣かない」&「よく寝る」典型的なヒプノバベビーでした。

私は、ヒプノバーシングは出産に対する意識改革だと考えています。

例えば痛みを連想する言葉は全てポジティブな表現に置き換えます。
『陣痛』は赤ちゃんとママが織りなす『波』と表現します。
『赤ちゃんを取り上げる』のではなく『受け止める』のです。
どんな状況でも考え方は自由。であれば後ろ向きより前向きな方がいい。
いつの日かママと赤ちゃんに限りなく優しいこのメソッドが日本でも当たり前の様に
出産の選択肢の一つとなることを願っています。

陣痛はなぜ痛い!?ズバリお答えしましょう。

陣痛は「鼻からメロン」など、その痛みの程を様々な表現で長年言い伝えられてきました。なぜそれほどまでに痛いのでしょう?その明確な答えを聞いた事がある方は実は意外に少ないのではないでしょうか。以下がそのメカニズムです。

怖い ⇨  緊張 ⇨ 痛み  FTPシンドローム

二十世紀初頭のイギリス人産科医であるDr. ディック•リードが提唱したFTP理論です。

 

 

ママに「怖い」という恐れの感情があると体が「緊張」し、呼吸が浅くなります。するとどうなるのでしょうか?

子宮は下記の図にある様に筋肉で構成されています。子宮口は縦の筋肉が収縮することによって開いていく訳なのですが、緊張して子宮口がロックされてしまうと、縦の筋肉ばかりが引っ張られて痛みが生じるわです。ロックしてしまうと分娩が長引く原因になり、結果として医療介入が必要なことへと発展してしまいます。

ヒプノバーシングの講義ではクライアントさんの潜在意識下に積もっている「恐れ」にアプローチし、ヒプノセラピーのテクニックを使ってポジティブなものへと変換していきます。ここが他のラマーズ法やソフロロジーetcと一番大きく違う点です。

ヒプノセラピーとは
  催眠と呼ばれる変性意識状態を利用して潜在意識に働きかけ
  心因性の問題の軽減・解消を図るセラピーです。
  1959年には英国医師会、1958年には米国医師会と米国心理学会が
  有効な治療法と認めています。

どうアプローチしていくかは長くなるので別な機会にブログでアップしていきますね。(日本では催眠=スピリチュアルなものと思われがちですが、ヒプノバーシングで使う催眠は全てエビデンスに基づいた生理学的アプローチです。

 

参考までに子宮は筋肉で出来ていますのでスポーツで使う筋肉と比べてみましょう。

短距離走の選手の場合:

正常な状態で走っているとき、まず足の後ろの筋肉が動き、そのあとに前の筋肉が動きます。この筋肉の動きは、意思に基づき、脳からの指令で行われているのですが、最新の研究からは、意思に関係なく働く自律神経も、筋肉に重大な影響をもたらすことが明らかになっています。緊張や焦りが生じると、自律神経が作用し、筋肉をこわばらせる「反射」という現象を過剰に引き起こしてしまいます。速く走るよう精神的なプレッシャーがかかると、本来交互に動くはずの筋肉が、同時に動き、『逆にスピードダウンしてしまうわけなのです』。 ⇦ 出産に時間がかかってしまうのと同じメカニズムですね。

                   『大事なのは リラーーーーックス』

ヒプノバーシング ベビー誕生!

6月11日、ヒプノバーシング ベビーのアラン君が穏やかに誕生しました。
ブルーグレーの瞳がとっても素敵なハンサムボーイです❤️
子宮の波(陣痛)の真っ最中にママからとても嬉しいメッセージを頂きましたのでご紹介したいと思います。

『こんなに幸せな気持ちでお産に臨むことができるなんて生きていてよかった、生まれて良かった、と心から思います。波と波の間の静かな時間に幸せすぎて感動して涙を流す事もありました』

『こんなにお産はハッピーなんだよ、と沢山の人達に知ってほしいです』『Pay Forwardで私も誰かに幸せを伝えていきます』

もう感動で涙。

最初は『痛がりなんです』と不安そうだったママの表情がセッションを受けるごとに明るくなり、最後は不安や恐れから解放されて出産が待ち遠しくなっている様子がとても嬉しかったです。

波(陣痛)の間、彼女は真っ青な澄んだ海で旦那様に抱えられながらイルカと戯れていたそうです。イメージの力は凄いですねー。ちなみに私はハンググライダーをずっとやっていたせいかフワフワの雲の上に乗っていました(^^)

赤ちゃんが誕生する度に抱っこ出来るこの幸せ!これからのベビー達の成長がとても楽しみです。

ヒプノバーシング

ヒプノバーシング で推奨するへその緒のベストな対処法

多くの場合、赤ちゃんが生まれて1分も待たずにへその緒をカットしてしまいますが、ヒプノバーシングではへその緒の

「拍動が止まるまで待つことを」バースプランに盛り込むことを指導しております。

何故なら、お産は特別な状況下でない限り

「自然に進むもの」

であり

「待つべき理由がある」

からです。WHOでもへその緒のクリッピングについて1分〜3分待つことを新しいガイドラインとしています。胎盤の血液は赤ちゃんに必要なものであり、待つことにより、産後の赤ちゃんの発達や情緒の安定にも関係がある事が医学で証明されています。臍帯血バンクというビジネスがありますが、高額なビジネスになる程大事なものは赤ちゃんに戻さなくてはいけないのではないでしょうか。

生まれてからもしばらく(平均5分程度)、へその緒は胎盤の血液を完全に赤ちゃんに移行するまで酸素を送り続けます。その間に赤ちゃんはゆっくり自分のペースで肺呼吸の準備を整えます。赤ちゃんにとって、お母さんの子宮から出てこのプロセスを経る事は外の世界に順応するために実はとても重要です。

又、生まれてすぐに赤ちゃんの体を洗うのではなく、胎脂もへその緒もそのままでカンガルーケア(お母さんが抱っこ)してあげることが赤ちゃんにとっては一番安心する方法です。穏やかに肺呼吸を始める頃、胎盤の血液は赤ちゃんにすっかり『戻り』、本能でお母さんのおっぱいを吸い始めるでしょう。自然に血液が空になった胎盤は剥がれやすくなるという利点もあります。

赤ちゃんが誕生時のへその緒は、まだ血液が移行中である為、黒く太く捻れているのですが、仕事を終え、みるみる捻れが解けて真っ白に輝くへその緒に私は自然の神秘を感じます。